40「クラウス・プリングスハイム(1883-1972) が関与した日本での公演の調査」
クラウス・プリングスハイムはドイツ出身の音楽家で、1931年に東京音楽学校(現東京藝術大学音楽学部)の教師として来日してから亡くなるまで、シャム(現タイ王国、1937-39 年)、アメリカ合衆国(1946-51年)で暮らした期間のほかは、日本を拠点にして活動した。本稿は、現状でアクセス可能な資料を調査対象として、彼が主に日本で出演あるいはその他の役割で関与した公演の記録を収集し、整理・報告した。
『音楽芸術運営研究』(15)、81〜102頁。