37「1930〜40年代のラジオ放送による日タイ交流に関する調査報告」
1930年代から1945年までに日本とタイがラジオ放送を通じてどのような交流をもったか、日本語資料を調査・分析した結果を整理した。用いた資料は、『東京朝日新聞』と『朝日新聞』、『財団法人暹羅協會々報』と『財団法人日本タイ協會々報』、戦前期外務省記録などである。その結果、今後、検証する必要のあるいくつかの「仮説」を見出すことができた。
『日タイ言語文化研究』(6)、175〜187頁