<研究発表・報告>11 「パネルセッション 近現代アジアにおける文化アイデンティティ—帝国日本の文化発信ならびに現地での受容と展開—」
第九回国際日本語教育・日本研究シンポジウム(香港城市大学)
【パネリスト】チェンチュア・カール・イアン・ウイ、松岡昌和、酒井健太郎 植民地の文化に関して研究するにあたり、被植民者が植民者の文化を変形しながら受容して新たな混合文化を形成したことを看過できない。本セッションはこれに注目し、近現代アジアにおける帝国日本の文化工作とその受容・展開についてフィリピン、シンガポール、タイの事例をもとに議論した。酒井は昭和初期の日・タイ間の文化事業の事例の報告と予稿の編集を担当した。