<小論・記事等>50「書評 井口淳子著『亡命者たちの上海楽壇ー租界の音楽とバレエ』」
『東洋音楽研究』(84)、154〜157頁
1930〜40年代の上海では、オーケストラ、バレエ、オペラ・オペレッタ、演劇など、舞台芸術の活動が華やかにおこなわれていた。その場の一つとしてライシヤム劇場があった。この劇場を中心に据えて、上海における音楽とバレエの活動の実態を描き出した著作の内容を紹介し、意義を論じた。