7)バロック時代のイタリア・オペラにおけるアリアの形式について
バロック時代のオペラにおけるアリアの形式について、特に『イタリア歌曲集』に含まれる作品を対象として研究した。カヴァッリやチェスティ、スカルラッティら代表的な作曲家の作品を、詩行との関連において分析した結果、有節アリアからダ・カーポ・アリアへと変遷する様子が見られた。
昭和音楽大学 歌曲研究所研究紀要 (平成18年度)pp.84-95