6)ダ・カーポ・アリアにおける和声分析の試み ― 装飾ヴァリエーションの基盤として
歌曲研究所の研究テーマ「イタリア古典歌曲集」に関して、装飾ヴァリエーションを行う際に基盤となる和声構造を中心に考察した。サントーロ先生が講義で扱われた作品から数曲について和声分析を試み、当時の和声理論を理解した上でバロック時代の演奏習慣を研究することが重要であることを確認した。
昭和音楽大学 歌曲研究所研究紀要 (平成17年度)pp.70-79