32 「クラウス・プリングスハイムの日本での音楽活動について——昭和音楽大学オペラ研究所「オペラ情報センター」を利用して」(査読付)
1931年に来日し、1972年に死去するまでの40年間あまりのほとんどを、日本を拠点に音楽活動(教育、演奏、作曲など)をした、ドイツ出身のクラウス・プリングスハイムの事績を再評価する研究の一環として、昭和音楽大学オペラ研究所「オペラ情報センター」を利用した。その結果から見えてくることを報告するとともに、人文科学系の研究においてデジタル情報化技術が有益であることと、それにともない生じる課題に言及した。
昭和音楽大学『研究紀要』、第36号、113~123頁