<小論・記事等>14 「報告 茂手木潔子「E. S. モースコレクションにおける1882年〜1921年頃収集の日本の楽器」」
東洋音楽学会『東日本支部だより』、第30号、8頁
東洋音楽学会東日本支部第66回定例研究会(平成24年7月7日)での研究報告をレポートした。大森貝塚の発見者として知られるモースは、明治10年代に日本に滞在し、日本の文物を多く収集した。茂手木氏の研究は、モースの収集品中の楽器・音具と彼の日本での見聞をまとめた手稿の記述を突き合わせることにより、19世紀の日本の音を立体的に捉えることを目指すもので、成果が期待される。