<研究発表・報告>30 「日本近現代音楽史研究におけるデジタル・アーカイヴの活用事例と課題——昭和音楽大学オペラ研究所「オペラ情報センター」を中心に」
日本音楽芸術マネジメント学会第9回冬の研究大会(昭和音楽大学・南校舎)
【発表者】酒井健太郎、吉原潤 昨今デジタル・アーカイヴの整備が急速に進められている。発表者らの勤務先でも日本でのオペラ公演に関する資料のアーカイヴ化とウェブ・データベースの整備をおこなった。本発表ではまず近年のデジタル・アーカイヴに関する事業を概括し、発表者らが関わった事業の実施の経緯と工夫、成果について報告した。またこれによって整備されたデータベースを活用した近現代日本の音楽史研究の一事例を紹介し、そこで把握された課題や留意事項について述べた。酒井は主に後半部分を担当した。