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Basic information

Name Kentaro Sakai
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Occupation name
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Title

<研究発表・報告>22 「日泰文化会館の成立」

Sole or Joint Author

Date of Issue

2015/09

Conference Presentation(name)

シンポジウム「日タイ交流史研究の新地平――大鳥圭介の『暹羅紀行』(1875)から広がる新地平」(チュラーロンコーン大学・文学部マハーチャクリーシリントン・ビル)

Summary

1942年に日本とタイの間で締結された日泰文化協定とそれにもとづいて翌年設立された日泰文化会館を対象に、協定成立・会館設立の経緯および会館の事業、さらにそこに透けて見える両国の思惑を論じた。特に日泰文化会館の初代館長を務めた柳沢健は、文化相対主義的な傾向を持っていたこと、そのために帝国主義的な文化外交をめざした日本外務省と、日本の文化的侵略から自国を防衛したい(と同時に東南アジアに対する文化的覇権の確立を目指す)タイ国当局との間の調整役として苦労したことを明らかにした。

Subject1

Subject2

Subject3