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Basic information

Name Kentaro Sakai
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Title

<研究発表・報告>20 「だれがどのように能楽を享受したか—近代日本の「能楽観」の変化について—」

Sole or Joint Author

Date of Issue

2014/11

Conference Presentation(name)

第10回国際日本語教育・日本研究シンポジウム(香港大学・HKU Space)

Summary

近代日本人の音楽観から、近代日本の文化的アイデンティティを透かし見ることができるだろう。ただしそれには、西洋由来の音楽だけでなく、日本の伝統音楽・芸能が、社会的にどのように位置づけられたか考慮する必要がある。本発表は伝統音楽・芸能のうち能楽を対象とし、近代日本人の観能態度のありようとその変化について検討した。それをもとに能においては庶民が楽しむ「芸能・娯楽」から、集中的・構造把握的な鑑賞の対象としての「芸術」への変化があったことを指摘した。

Subject1

Subject2

Subject3