<研究発表・報告>2 「伊沢修二の《国楽》概念」
洋楽文化史研究会第24回例会(東京大学・駒場キャンパス)
明治期の日本における西洋音楽導入のキー概念である「国楽」について、先行研究を整理し、今後の研究のあり方を検討した。特に伊沢修二の思想と実践に注目し、伊沢による日本の西洋音楽の導入が、近代国家としての日本の統合と強化を第一義としていたと論じた。