<研究発表・報告>15 「近代オリンピックと音楽芸術——文化プログラムと芸術競技」
日本音楽芸術マネジメント学会第6回冬の研究大会(昭和音楽大学・南校舎)
【発表者】酒井健太郎、吉原潤 2020年のオリンピック東京大会における文化プログラムに関する議論の深化に貢献することをめざして、近代オリンピックの初期に実施された芸術競技(1912年第5回大会から1948年第14回大会)に注目して、その実施状況ならびに日本の参加状況を確認した。また、芸術競技がどのように評価(反省)され、以後の芸術展示や文化プログラムに繋げられたか、近代オリンピック創始者クーベルタンの芸術競技に関する思想と関連付けて検討した。