宮崎輝生『貝と漆 横浜芝山漆器と70年』
沼田英子
横浜の輸出工芸品である芝山漆器の最後の職人、宮崎輝生氏の自伝の巻末解説を執筆した。江戸時代に大名の飾り物工芸として作られていた芝山細工が明治以降海外で人気を博し、輸出工芸として横浜で制作されるようになった歴史的経緯や宮崎氏の作品について解説した。
解説
pp.256-268
神奈川新聞社
277
978-4-87645-672-7