<その他>6.学会発表 インタビューにおける研究者の視点の反映:ダブルインタビューによる検討
日本質的心理学会第9回大会(プログラム抄録集, 62.)
概要:インタビューという方法論を批判的に検討するため、一人の語り手に、同一のテーマに関して異なる研究者がインタビューを行い、生成される語りがどのように変わるのかを検討した。それぞれのインタビューでは、語られたテーマや内容に差異が見られたが、差異が生じた理由として、インタビューの中で作り出された「語りの流れ」がインタビュアー、インタビュイーの双方に影響を与え、生成される語りが変化していった可能性が示唆された。第9回大会質的心理学会ポスター賞を受賞した。 発表者:川崎隆・北村篤司