<その他>2.学会発表 心理専門職の語りの協働的分析の試みⅢ―ポジションと語り方の分析―
日本心理学会第75大会(発表論文集, 3.)
概要:ある心理専門職の語りについて、Harreが理論化した「ポジショニング」および「語り方」という分析視点を用いて、インタビュイーの語りの中で、多様な自己がどのように構築されるのかを検討した。その結果、①多様な自己が語りの中で動的に変化していること、②語りの中で多様な自己が構築される時、そこには様々な“他者”との関係が包含されている可能性があること、③ポジショニングの分析において、「語り方」を導入することが有用であることなどが示唆された。 発表者:北村篤司・綾城初穂・李健實・能智正博