1 『三河市民オペラの冒険』
日本各地で行われてきた市民オペラは、その成果よりも、実施したことの意義に注目されてきた傾向がある。しかし、三河市民オペラは、その成果を市民参加ということのみならず、芸術性を高めること、さらには赤字を出さないことに目標を定め成功した。その過程を記録、評価を試みた本書で、その意義を海外の音楽祭と比べて評価した。執筆箇所・第8章「三河市民オペラを分析する~オペラをつくるシステム」267~270ページ。
水曜社