1名の自閉スペクトラム症児に対して「状況に即した言語の使用」を目指して行われた音楽療法-歌を用いた「共同行為ルーティン」の効果-
1名の自閉スペクトラム症児が他者とのやりとりの中で適切に言語を使用するために「音楽にのせたままごと」遊びを使用して介入した結果についての報告である。対象児は、その状況の中で適切に使用できるようになり、家庭でも自分の意図を適切に言語で伝えるエピソードが見られた(筆頭筆者は鈴木裕也。二俣は研究指導者・共同研究者)
日本音楽療法学会誌,Vol.20(2):179-190,2020.